タイ国内で人気のインフルエンサーが、鳥取県境港市を訪れ、観光体験の動画を撮影しました。鳥取の観光の魅力を海外へ拡散、観光客を呼び込む狙いです。

境港市の水木しげるロードを訪れ動画を撮影しているのは、タイからやって来た人気インフルエンサー「ビーム先生」。SNSのフォロワーは100万人超え、日本の最新情報をタイ人に向け発信しています。
動画撮影をサポートするタイ在住の井坂友哉さんと一緒に、4月21日から4日間の日程で、鳥取砂丘や浦富海岸、大山などの観光スポットで動画を撮影しました。
タイ国内の10代から30代の若い世代に向け、鳥取の観光の魅力を発信、観光客誘致につなげようと鳥取県が招きました。この日の撮影の舞台は境港市。水木しげるロード、そしてリニューアルしたばかりの水木しげる記念館を訪れました。

人気インフルエンサー・ビーム先生
「漫画の作者がいらっしゃるので、タイ人に見せたいなと思います。コナン、ゲゲゲの鬼太郎をタイ人も好きなので、漫画の舞台に行きたがる若者が増えています」

「ゲゲゲの鬼太郎」の映画最新作上映が、タイでも4月下旬から始まり、境港市はその「聖地巡礼」の目的地として「推せる」とアピールポイントを見つけてくれました。

動画撮影をサポート・井坂友哉さん
「他の県にはない、自然が砂丘であったりとか、すごく発信しやすいし、タイ人にも響きやすいキャッチーなもので、そこをきっかけに周りにある観光施設、食べ物アクティビティーを紹介していけたら」

今回撮影された動画は、約30分にまとめられ、5月上旬にインターネット上で公開されるということです。