ふるさと納税をめぐる官製談合事件で、前の市長の辞職に伴う神埼市の市長選挙で初当選した實松尊徳市長が30日に初登庁し、「市民の理解を得ながら市政を進めていきたい」と抱負を述べました。

神埼市の實松尊徳新市長は30日午前8時半ごろ市役所に到着し、職員の拍手で出迎えられ、花束を受け取りました。
約40人の市の職員が集まった就任式で實松市長は、ふるさと納税をめぐる官製談合事件を受け、抱負を語りました。

【神埼市 實松尊徳市長】
「信頼回復に向けては、今回の事案の検証、再発防止策を講じる必要がある。やはり市民の皆さまに真しに向き合ってしっかりと市民サービスを提供していく」

また、就任式のあと實松市長は「責任の重さを改めて感じている。市民にしっかりと情報発信をして、理解を得ながら市政を進めていきたい」と市政に臨む気持ちを語りました。