中国電力が30日に、島根原発2号機の再稼働を24年12月に延期することを公表したことを受けて、立地自治体である松江市の上定市長は、「工程ありきではなく、市民の安心・安全を最優先に、安全対策に万全を期してほしい」とのコメントを発表した。

中国電力によると、30日に島根原発2号機の再稼働に向けた使用前確認申請書を原子力規制委に提出。この中で、安全対策工事が設備点検との輻輳により、長期化する見通しとなったため、当初24年8月としていた再稼働を24年12日に変更することなどが報告されている。