伊豆諸島沖で起きた海上自衛隊のヘリコプター墜落事故をめぐり、木原防衛相は2日に臨時会見を開き、フライトレコーダーの解析の結果、異常を示すデータは確認されず、衝突が原因で墜落したことが判明したと明らかにした上で、事故を受けて停止してきた同型機の飛行訓練を、衝突の恐れがない単機での訓練に限り5月3日から停止を解除する方針を明らかにした。

海自の「SHー60K」哨戒ヘリ2機は4月20日、伊豆諸島沖で夜間訓練中に墜落し、搭乗員1人が死亡、7人の行方がわからず捜索が続いている。