阿蘇地方で幻想的な雲海が広がり、訪れた人を楽しませました。

午前6時半ごろ、標高約900メートルにある阿蘇市の大観峰(だいかんぼう)。

阿蘇谷(あそだに)を望むと、ふもとの街並みがすっぽりと厚い霧で覆われ、涅槃像に例えられる阿蘇五岳(あそごがく)がくっきりと浮かび上がりました。

けさ(4月17日)は、おとといの雨が水蒸気となって霧に変わり、さらに朝からよく晴れ、風も弱いなど雲海が発生する条件がそろいました。

京都からの観光客「新婚旅行で九州を1周していて、最高ですね。良い思い出になりました」

また、登山道路沿いでは野焼きで真っ黒だった草原も春を迎えて緑に衣替え。放牧された牛や馬と雲海の絶景が広がりました。

きょう日中の県内の最高気温は各地で25度前後となる予想で、黄砂にも注意が必要です。