2024年秋に岡山県北で初めて開かれる「森の芸術祭 晴れの国・岡山」。6つのエリアで、36人のアーティストが、文化や自然を生かした作品を展開することが5月29日に決まりました。

津山市で開かれた実行委員会の総会で決まったもので、県北12の市町村を舞台に6つのエリアが設定されます。津山市中心部では、鶴山公園や衆楽園などで歴史をたどる作品、蒜山など真庭市では、持続可能な環境をテーマにした作品が展開されます。

13の国や地域から36人のアーティストが参加し、国内では建築家の妹島和世さんや写真家の蜷川実花さんなどが参加します。期間は9月28日から11月24日までです。

県内では、瀬戸内国際芸術祭、岡山芸術交流に続く大型のアートイベント。日本の自然や文化に基づくアートは外国人にも人気で、アフターコロナの誘客促進につながることが期待されています。

(ディレクターを務める 金沢21世紀美術館館長 長谷川祐子さん)
「どういうことをどこでやるか決まり、エキサイトしている。森の中に入ると何があるか分からない。入ってみていろいろなことに出会い、驚きやワクワク感がある。そういう場所として県北を訪れてほしい」

鑑賞パスポートは、当日券が3000円となる予定です。また開催に合わせてJR西日本は観光列車などを運行することにしています。

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