俳優の筧利夫さん、紫吹淳さん、高橋由美子さん、吉田要士さん、ブラザートムさんが、ブロードウェイミュージカル「クラスアクト」のゲネプロ取材会に登場しました。
本作は、世界中で愛され続ける大ヒットミュージカル「コーラスライン」の作詞家として、トニー賞を受賞したエドワード・クレバン自身の楽曲による自伝的ミュージカルです。
取材会に本番の衣装のまま登場したキャスト陣。筧さんは、“千秋楽、全国公演終わるまで、寝る時も風呂にも入らず、劇場とホテルの往復になるので、ずっとこの格好で過ごそうと思っています”と集まった報道陣を笑わせながら意気込みを語り、和やかな雰囲気で取材会がスタートしました。
主人公のエドを演じた筧さんにとって、本作は6年ぶりのミュージカル出演作品。筧さんは、“大ミュージカルスターを従えて、ストレート舞台俳優が、ほとんどの歌を歌わせていただいている前代未聞のミュージカル”と笑わせながら作品について話しつつ、“やっぱり、総力戦。僕がたくさん歌わせてもらっているけど、結局はみんなで歌ったり、喋ったりしている。なおかつ、かなりの高齢者ミュージカル。年齢は公表しない限り分からない。見ている人は実際の僕らの年齢を20ぐらい下に思うんじゃないかな?そのぐらいの夢を与えるはず” と違う視点から作品の魅力をアピールしました。
筧さんは過去にも本作の出演のオファーが来ていたそうで、“こんなとんでもない役はやっちゃいけないと思ってお断りした。そしたら、2年後にまた来たので、「しょうがないな」と思って「じゃあ、やってやるか」ってなった”と出演に至った経緯を語りました。
さらに、筧さんは本作の出演の決め手について、“タロット占いの人に「もう一回お話が来たんだけど、これどうしたらいいか」と相談したら、「これやった方がいい」って言われた。(普段から)悩むときは相談する。「この大女優さん大変そうだけどやった方がいいのかな?」とか” と意外な一面を明かしました。
すると、今作で初共演となった紫吹さんは、“私のこと!?” と即座に反応。筧さんは、“違います。「K瞳」のことを相談して、「この女優さんは大変だけどやった方がいい」って言われた” と思わぬ名前を出しながらすぐにフォローしました。
最後に筧さんは、“「クラスアクト」はかなりの賞を獲ることになり、2度、3度、4度と再演していくことになると思います。この初演を見るかどうかは、今後のお客様が兄弟や親戚の皆さんに「見たんだよ」って話題にしてくれるかにかかっている。私たちは首を長ーくして待っています” と呼びかけ、取材会を終えました。
【担当:芸能情報ステーション】
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