高梁市の吉備川上ふれあい漫画美術館の名誉館長で、漫画家の富永一朗さんの作品などを紹介する企画展が高梁市で開かれています。

富永一朗さんは、風刺やユーモラスなお色気など幅広い作風で人気者となりました。「吉備川上ふれあい漫画美術館」の名誉館長を務め、マンガによる町おこしに尽くしてきましたが、2021年、96歳で亡くなりました。

漫画美術館の開館30年を記念して開催されている企画展には、富永さんの作品や関連の資料100点が紹介されています。

富永さんが漫画家としてデビューするきっかけとなった「ポンコツおやじ」や「チンコロ姐ちゃん」は、貴重な原画が展示されています。

また、旧川上町のために描かれた色鉛筆の作品も並び、富永さんの活動の一端を知ることができます。

(吉備川上ふれあい漫画美術館 渡辺浩美館長)
「富永先生の漫画は線が本当にきれいでしなやかに描かれたキャラクター、それから七五調の楽しいせりふ回しも一緒に楽しめる。漫画家・富永一朗を、ぜひこの機会に知ってもらえたら」

富永一朗展は、高梁市の吉備川上ふれあい漫画美術館で6月30日まで開かれています(月曜日休館)。

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