綾町伝統のひな飾り「雛山」が地球の裏側へ渡ります。雛山をブラジルで展示し、文化交流につなげようと、クラウドファンディングが始まりました。
展示されるのはこちらの雛山。日系2世で結婚を機に宮崎に移住したブラジル出身の野崎ローザ里美さんが、娘のために飾ってきた雛人形です。
野崎さんは、この雛人形を使って、綾の雛山まつりをブラジルで再現しようと、綾雛山まつり実行委員長の小野真敬さんとブラジルで日本語教師の経験がある奥誠司さんの3人で実行委員会を結成。
雛人形の輸送費や渡航費などの資金を集めようと、15日からクラウドファンディングを始めました。
雛山は、8月にブラジルで開催される「ブラジル県人会75周年記念式典」の会場や野崎さんの生まれ故郷などで展示する予定で、日系人などに宮崎の文化を感じてもらうとともに、文化交流のきっかけにしたいとしています。
クラウドファンディングの目標額は400万円で、5月末まで支援を受け付けています。
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