6日に開幕した将棋の八大タイトル「棋聖戦」で広島市出身の山崎隆之八段は藤井聡太八冠に敗れ、白星スタートとはなりませんでした。

【山崎隆之八段】
「おはようございます」

山崎隆之八段は広島市出身の43歳。
6日、八大タイトルの1つ「棋聖戦」の第1局で4連覇中の藤井聡太八冠と対局しました。
17歳でプロデビューし、タイトルへの挑戦は今回が15年ぶり2度目です。

アマチュア時代の中学生まで地元で腕を磨いてきた山崎八段を応援しようと、広島市内の「将棋ひろば」にはおよそ30人が集まりました。

【応援する人は】
「山崎八段勝ってほしい」

広島からの熱い視線が届いたのか対局では山崎八段らしい一手も飛び出しますが、結局、藤井八冠に押し切られる形でおよそ8時間半の熱戦の末、敗れました。

【山崎隆之八段】
「予定と違うような戦いになったところで弱気になってしまったのは、挑戦者として良くなかった」

「棋聖戦」5番勝負の第2局は今月17日に新潟市で開かれます。

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