NHK大阪放送局は12日、来年秋から始まる朝のNHK連続テレビ小説が「ばけばけ」に決まったと発表した。「怪談」などで知られる作家ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻・小泉セツを主人公に、貧困や言葉の壁、文化の違いに悩みながらも怪談話で意気投合し、生活がかけがえのないものに「化けていく」夫妻の物語を描く。

 脚本は、ドラマ「阿佐ケ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(NHK)などを手がけたふじきみつ彦さんさん(49)が担当。原作はなく、登場人物名や団体名などを一部改称してフィクションとして描くという。

 ヒロインの松野トキ役や相手役の外国人英語教師の役は、いずれもオーディションを開催して決める。撮影は島根県を舞台に来春から始まる予定で、熊本など各地に移っていくという。(岩本修弥)

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