今年3月に亡くなった、テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の「まる子」の声を34年間演じていた声優のTARAKOさん(63)。
今日、都内で「TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~」が開催され、約800人の関係者が出席しました。
「まる子」の父・「ヒロシ」役を演じている、屋良有作さん、おじいちゃん「友蔵」役を演じている、島田敏さん、初代のナレーター・キートン山田さん、おばあちゃん「こたけ」役・佐々木優子さん、お姉ちゃん「さきこ」役・豊嶋真千子さんが、カメラの前で取材に対応。TARAKOさんを偲びました。
島田敏さんは、TARAKOさんについて「とにかく座長として、とても心配りのできる方で、あの若い方々入っていても、もう気さくに声をかけて、『場』が、『番組』が、すごく和やかになるような、そんな雰囲気を醸し出してくれる座長だったと思います。」と、語りました。
キートン山田さんは「いわゆる座長って言い出したのは僕なんですよ。それぐらいねいろいろ気遣って、もう『そんなに気遣わなくていいよ』っていうぐらい、やる人でしたから、本当にお疲れ様って感じですね。」と話しました。
佐々木優子さんは「タラちゃんのすごく定番…定番というか、お誕生日のお祝いが大好きで、でも改めてお祝いするんじゃなくて、とにかく『今週、誰々さんの誕生日ですから』って言って『みんなで歌いましょう!』って言って、必ずスタジオの中で彼女がリードしてくれて、ハッピーバースデーをみんなで歌うのが、でも全社・全スタッフの誕生日を覚えていて、それをやるので、もう毎月のように
はいみんなで歌っていた思い出があります。彼女がリードしてくれてました。」と、明かしました。
豊嶋真千子さんは「いつもアフレコのときに、テストするんですけど、TARAKOさんは初見で台本を見て、その場で一緒にVTR見るんですけど、いつも見ながらやりながらもう『楽しいね、楽しいね』って言いながらやってて、私は2代目でお姉ちゃんになったんで、最初すごくドキドキしてたんですけど、TARAKOさんのその温かい空気にいつも包まれて、のびのびやれることができて…こんなにアフレコ楽しんでやってる人と一緒に、スタジオの中で、姉妹として過ごす時間があって、本当に
かけがえのない、素敵な時間だったなって思ってます。」と、涙ながらに語りました。
屋良有作さんは「私は自分の芝居のこともそうなんですが、もう全体みんなのことを考えてね。雰囲気といい、それから皆さんが芝居やるとね、テストのときはね、キャッキャ喜ぶんですよ。『うわー面白いって、それほど自分で全体が、一つの『一座』として、楽しくもう皆さん、芝居やる様な雰囲気を、たくさん作ってくれましたね。だからもう本当に温かい現場でしたね。だからもう本当に感謝しかないんですよ、TARAちゃんにありがとうありがとうなんですよね。」と、その思いを語りました。
【担当:芸能情報ステーション】
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