女優の森川葵さんが、初めての著書『じんせいに諦めがつかない』の刊行に伴い、発売記念会見を行いました。
本作は、森川さんが『小説現代』で約2年間、毎月連載していたエッセイを書籍化したもので、何事も器用にこなす異才・森川さんの、日々の諦めきれなかったエピソードがつづられています。
発売当日の6月17日が森川さんの誕生日ということで、バースデーケーキが運ばれてくると、森川さんは“かわいー!やった!すごい!”と大喜び。29歳になる森川さんは、“仕事場で会う方が、年下の方が多くなってきた。大人としての自覚を持って人と向き合っていくべきだなと思った。”と、抱負を語りました。
“言葉を書くことが昔から好き”という森川さんは、エッセイ連載時のことを“毎月となると「自分って何が言いたいんだろ?」ってなることが増えてきて。「今月も同じようなことしか思いつかないな」っていう時に、絞り出すのが大変でした”と回想。そんな苦労も滲ませつつ、“私は主語が抜けちゃったり、話すのが上手くないので、自分の気持ちを文章にするとちゃんと伝えられるっていうのがある。”と、執筆活動への想いを熱弁しました。
そんな森川さんは、自身の文章を“始まりは「なんの話してるんだろう?」っていう流れ。最後の3行くらいで締める”と、冷静に分析。“文章を読むのが苦手な人は、最後の3行とか4行を読んでいただければ”と、笑いながらアピールしました。
書籍タイトル「じんせいに諦めがつかない」にかけて、「最近諦めてしまったこと」を聞かれると、森川さんは“書類を出しにいくこと?”と苦笑い。“書類っていっぱいあるじゃないですか。期限ギリギリまで、やること諦めちゃいますね”と、親しみやすさ溢れるエピソードで笑いを誘いました。
【担当:芸能報道ステーション】
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