映画「男と女」で知られるフランスの名優アヌーク・エーメさんが18日、パリの自宅で死去した。92歳だった。地元メディアが伝えた。1960年代を中心に、フランスやイタリアなどの数々の名画に出演し、フランスを代表する女性俳優の一人とされた。
32年、パリの演劇一家に生まれた。本名はフランソワーズ・ドレフュス。イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の「甘い生活」(60年)や、フランスのジャック・ドゥミ監督の「ローラ」(61年)など歴史的な名画に次々と出演。エレガントで洗練された雰囲気でスターへと成長した。(共同)
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