26日、俳優の草彅剛さん、服部樹咲さんらが映画『ミッドナイトスワン』ロングラン最終上映御礼舞台挨拶に登壇しました。
『ミッドナイトスワン』は2020年に公開され、合計185週という邦画史上類を見ない異例のロングラン上映となっていましたが、この日でいよいよ最終上映となります。
ステージに登場した草彅さんは観客に向かって、“(今日は)人生の貴重な時間を費やしていただきまして、ボク一本満足なんですけども”と笑いを交えながら挨拶。“(取材の)テレビも入っているということで、空回り気味のツヨポンなんですけど”とひょうきんな笑顔を見せました。
そんな草彅さんは、“頭のシーンから、最後の...”と映画について語ろうとしますが、“あっ、ネタバレになるか!でも、185週になると、ネタバレは無いですかね?どうなんですかね?!”と、ひとり舞台上で困惑。お客さんに問いかけ、今日初めて観るという人を見つけると、“あぁ、ネタバレになっちゃう!(観るの)遅くないですか?!”と楽しそうに観客とやり取りをしていました。
服部さんについては、“(撮影時よりも)大人になられて。僕より背が高くなっちゃったじゃない。嬉しいですよ。”と再会の喜びを口にした草彅さん。
いきなり草彅さんと服部さんの2人で韓国語で会話を始める一幕も。
服部さんの流ちょうな韓国語に客席からも驚きの声があがる中、草彅さんも服部さんを褒めようとしますが、“発音とかも、めちゃくちゃネガティブで”と、「ネイティブ」と「ネガティブ」を言い間違える痛恨のミス。間違いに気づいた草彅さんは、“ネガティブは暗くなっちゃうか!”と持ち前のホンワカしたテンションで笑い飛ばしていました。
服部さんは撮影を振り返り、“女優としてはデビュー作なんですけど、バレエでいうと集大成みたいな”と語り出すと涙し、服部さんが涙で言葉に詰まると、すかさず草彅さんが、“もうね、樹咲ちゃんは本当に大変だったの、バレエのシーンが。セリフも初めての中、バレエの先生が来て踊りもやらなきゃいけなかったから。”とフォロー。
服部さんは、“幼い頃からバレエをやってきたんですけど、この作品でみなさんが、素敵だったとか綺麗だったとか(言ってくださって)。そういう感想を聞くたびに、このためにバレエをやってきたんだって思えるし、救われて”と、更に感極まりながらも思いの丈を吐露しました。
フォトセッション前には、ハンカチで涙を拭っていた服部さん。草彅さんは、そんな服部さんに何か語りかけながら、優しく寄り添っていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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