2024年6月29日は79年前、アメリカ軍が岡山市街地に焼夷弾を投下した岡山空襲の日です。当時の様子がうかがえる写真や資料を展示し、平和について考えるイベントが岡山市役所で始まりました。

会場には焼夷弾のレプリカや戦時中の軍服のほか、空襲によって焼失した岡山市内の様子をとらえた写真などが展示されています。

岡山空襲は現在の北区中山下から半径1.2キロの範囲を中心にアメリカ軍が焼夷弾を投下したものです。

こちらは空襲の前後を空から捉えた映像で、焼失した建物の範囲など被害の大きさを伝えています。これは人間国宝の山本陶秀が制作した備前焼の手りゅう弾。戦時中は鉄などの物資が不足していたことから作られました。

このほか、現在のウクライナの様子を捉えた写真も展示されていて、今も続くロシアによる軍事侵攻の悲惨さを伝え、平和の尊さを訴えています。

このイベントは岡山市役所で7月1日まで開かれています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。