日本有数の花ハスの生産量を誇る福井県南越前町で、毎年恒例の「はすまつり」が29日、開幕しました。
 
まつりの開幕を記念した式典には、岩倉光弘町長や関係者ら36人が出席しました。
 
南越前町の花はす公園では、約3.3ヘクタールの敷地で130種類のハスを育てています。町の担当者によりますと、今年はハスの葉が伸びる5月ごろの気温が高かったことから生育が早く、例年より1週間早い開花となりました。今は、早生の品種を中心に50種類が咲き誇っています。
  
ハスの花は早朝に開花して午後には閉じてしまうものもあるため、鑑賞は午前中がおすすめだということです。「はすまつり」は8月12日までで、期間中はハスの葉に注いだ飲み物をストロー状の茎を通して飲む「象鼻杯(ぞうびはい)」などのイベントも行われます。

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