囲碁の第35期女流名人戦三番勝負(日本棋院主催)の第2局が17日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、挑戦者の藤沢里菜女流本因坊(25)が、上野愛咲美(あさみ)女流名人(22)に197手で黒番中押し勝ちし、2連勝でタイトルを奪取した。藤沢新女流名人は2期ぶり6回目の女流名人位獲得で、女流本因坊との2冠となった。上野女流名人は初防衛を果たせなかった。
終局後、藤沢新女流名人は「本局は後半いろいろと反省があったが、シリーズを通して自分の力を出し切れたと思う。これからも一回でも多く獲得できるよう頑張りたい」と話した。【武内亮】
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