7月1日に名古屋市中区で行われた、将棋の棋聖戦第3局に勝利し、史上最年少で「永世称号」を獲得した藤井聡太七冠が2日、記者会見で喜びを語りました。

藤井聡太七冠:
「1期ごとにいろいろな経験をすることができましたし、その結果として永世称号を獲得できたのは非常にうれしいことだと思っています」

 6月の叡王戦で初めてタイトルを失った藤井七冠でしたが7月1日、名古屋市中区大須での棋聖戦第3局では、挑戦者の山崎隆之八段(43)に勝利して5連覇を果たし、永世棋聖の称号を獲得しました。

 21歳11カ月での永世称号獲得は、最年少記録を53年ぶりに更新する快挙で、藤井七冠は「初めてタイトルを獲った棋聖戦で永世称号を獲れて嬉しい」と話しました。

 7月6日と7日には、名古屋市東区の徳川園で渡辺明九段(40)との王位戦七番勝負の第1局が控えていて、シリーズに勝利すれば「永世王位」獲得となります。

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