江戸時代の宿場町の面影を守る福島県下郷町・大内宿で、夏の伝統行事「半夏まつり」が行われた。

夏至から数えて11日目にあたる「半夏生」のころに合わせ、毎年7月2日に行われているこのまつり。白装束に天狗などが商売繁盛と豊作などを願いながら、宿場町を練り歩く。行列では、地元の子どもたちが声を合わせ神輿を引いた。
参加者は「ここで生まれ育ったので、本当にに思い入れのある祭り。楽しいです」と話す。

沿道には、福島県の内外から訪れた多くの観光客の姿があった。見物した人は「神輿を引っ張っている子どもたちが、一生懸命引っ張っているのを見て感動した」「何度か来ているが、今回初めてですごいなと思った。大切に受け継いでいってほしい」と話し、800年以上の歴史を持つまつりに見入っていた。

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