声優の神谷浩史さん、黒沢ともよさん、小山茉美さんが『劇場版モノノ怪 唐傘』完成披露試写会に、中村健治監督とともに登壇。映画の制作秘話を語りました。

『劇場版モノノ怪 唐傘』舞台挨拶付き完成披露試写会



『モノノ怪』は、2007年の放送以来、現在も根強く愛されるテレビアニメシリーズ。17年の時を経て、今回ついに完全オリジナル劇場版として新生しました。

『劇場版モノノ怪 唐傘』舞台挨拶付き完成披露試写会



神谷さんは、作品について、“まだ100%完成したものは観ていない。「ここから1300カットくらい直します」って言っている状態のは観た”と言いつつ、“取り憑かれたように3回観まして、圧倒されました”と、しみじみ語りました。

神谷浩史さん



カット数に関して、“全部で2600カットくらいありまして、90分のアニメーションにしたら、ちょっと、どうかしてるカット数”と、笑顔で、驚きを口にした神谷さん。3回観た感想は、“まだまだ台本の読み込み方が甘かったと思い知りました。(アフレコは)ちゃんと出来てるとは思います”と、真摯にコメントしました。


神谷浩史さん



黒沢さんは、作品について、“結構アクションシーンと言いますか、カッコいいシーンがありまして、そのビジュアルだったりとか、音楽とのハマり方がたまらなくて”と、興奮気味にアピール。“みなさんも五感を溶けさせて物語の中に入っていただけたら。顔がバラバラになっていく感覚が、自分はしました”と、独特の言い回しで観客に呼びかけました。

黒沢ともよさん



小山さんは、アフレコを振り返り、“めちゃくちゃ大変でした”と実感のこもったひと言。理由については、“普通セリフって縦書きなんですけど、私の部分だけ横書きになってるんですよ。あまりにもカット割りが早くて、酷いところは一文字で(カットが変わる)。ページを巡るのが忙しくて、全部セリフを書き出しまして、それを元に挑戦しました。”と、ヒートアップしながら語り、そして、“こんなこと初めて。わけわかんない、「モノノケ」の世界でした”と、チャーミングに締めていました。

小山茉美さん



【担当:芸能情報ステーション】

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