第75回沖展(主催・沖縄タイムス社)が開かれているANAアリーナ浦添は5日も家族連れでにぎわった。新型コロナウイルス流行以降の本展開催は3年連続で、今年もワークショップや作品解説会を実施。絵画や彫刻などの12部門で計724点を展示している。7日まで。
読谷村から来た池原陽生(はるき)さん(16)は「作家による世界観やタッチの違いが面白かった」と述べ、弟の克生(かつき)さん(14)は「雷神と風神を描いた作品が目を引いた」と述べた。南風原町の仲兼久志帆さん(9)と竜徳(りゅうと)さん(7)のきょうだいは「いろいろな素材で作っていたのがすごかった」「きれいだった」と笑顔で話した。
玉城デニー知事も来場。「レベルが高く、多彩な作品を一つ一つ味わいながら楽しんだ」と喜んだ。沖展には、毎回訪れるようにしていると言い、「毎年、待ち遠しい。幅広い年齢の方々の作品に感心している。若い人もどんどん出品してほしい」と激励した。(社会部・知念豊)
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