祇園祭が行われている京都市では、来週の山鉾巡行を前に鉾を組み立てる作業が始まりました。

下京区の四条通では、10日朝から前祭(さきまつり)の山鉾巡行で都大路を練り歩く「鉾」が職人たちの手によって、手際よく組み立てられていました。

鉾建てには、釘を一切使わずに縄でしめあげる「縄がらみ」という伝統的な技法が用いられています。

この技法を使うと、巡行中に揺れや歪みをうまく吸収して、部材が壊れるのを防ぐことができるということです。

巡行で先頭を行く長刀鉾は高さおよそ23メートル、重さおよそ7トンあり、3日間かけて完成させます。

前祭の山鉾巡行は17日に行われます。

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