米メディアによると、米ビデオアーティストのビル・ビオラさんが12日、アルツハイマー病の合併症のためカリフォルニア州ロングビーチの自宅で死去した。73歳だった。映像芸術の第一人者として知られ、生や死、愛、意識などをテーマにした作品を手がけた。
51年、ニューヨーク市生まれ。シラキュース大で美術を専攻した。72年に自身初のビデオ作品「野生の馬」を創作。80年から1年半、日本に滞在して禅を学んだ。05年、パリのオペラ座で「トリスタンとイゾルデ」のための作品を発表。ロンドンのセントポール大聖堂でも作品が展示された。
11年に高松宮殿下記念世界文化賞を受賞した。(共同)
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