福島県南会津町では、朝からじりじりとした日差しが照り付ける中、行列が続いた。

800年以上の伝統を誇る「会津田島祇園祭」で、7月23日行われたのは「七行器行列」。日本一と称される花嫁行列に今年は30人が参加。お神酒や赤飯などが入った「行器」(ほかい)と呼ばれる“うつわ”を持ちながら、約1.5キロを練り歩いた。
訪れた人は「地元の熱量もすごくて、行列もきれいな女性の方とか、外国人の男性とかいて、すごい楽しませていただきました」と話す。

最高気温は32℃まで上がった南会津町。伝統の祭りにも“暑さ”の影響が…。
参加者は「暑くて大変でした。無事に終えてホッとしています。すっきりしたくて脱ぐのが楽しみです。いい経験になりました」と話した。

会津若松市で、英語の教師を務めるジョージア出身のローレンさん(24)。来週には帰国が決まっている。ローレンさんは、友人からの「いい思い出になった?」という問いかけに「もうすぐ帰って、福島のこの日については、友達と家族について福島の良さを伝えたいと思っています」と話していた。

会津田島祇園祭は24日が最終日で、神楽が奉納される。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。