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<2人で参加した教育プログラムの後の記者会見で、キャサリン妃が気まずそうに返答する映像が話題に>

チャールズ国王の戴冠式を祝うレセプションやG7会合などで、ジル・バイデン米大統領夫人はイギリス王室のメンバーとたびたび面会してきた。

2021年6月、イギリスで開催されたG7サミットにジル夫人も同行。幼児期の発達の重要性について長年取り組んできたキャサリン妃と英語教育の教育学者であるジル夫人は学校を訪問し、初等教育について学んでいた。

その教育に関するセッション終了後の会見で、報道陣の1人がキャサリン妃に気まずい質問を投げかけた様子をとらえた動画が話題になっている。

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その質問とは、ちょうど1週間前に生まれたヘンリー王子とメーガン妃の長女リリベットちゃん(当時)に関するコメントを求めるものであった。

「妃殿下、新しい姪のリリベットちゃんに何かお祝いのお言葉はありますか?」とアメリカ人記者が尋ねると、「そうですね、彼女の最高の幸せを祈っています。まだ会っていないので会えることが待ち遠しいです。早く会えるといいですね」と短くも温かく答えたキャサリン妃。

しかし、返答を終えたと思うと次の質問が続いたのだ。

「FaceTimeはしましたか?」という記者の質問に、「いいえ、まだしていません」とキャサリン妃は答え、ここで補佐官が質疑を終了させたのだった。

ヘンリー王子とメーガン妃がアーチー王子とともにアメリカに移住してからちょうど1年後にリリベット王女はカリフォルニアで誕生した。この移住はイギリス王室、補佐官、そしてタブロイド紙との問題が理由とされている。

2021年2月、夫妻は2人目の子供の懐妊を発表。その数週間後に、あのオプラ・ウィンフリーとの衝撃的なインタビューが放送されたのだ。このインタビューでは、王室のあるメンバーが夫妻の子供の肌の色について人種差別的な発言をしたと主張し、大スキャンダルとなった。

その後、ヘンリー王子とメーガン妃は王室メンバーは「人種差別主義者」とは言っていないが、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」の一例であると述べた。

このインタビューはイギリス王室による人種差別に対する反発を引き起こし、キャサリン妃にまで飛び火している。

メーガン妃はウィンフリーに、2018年の結婚式の直前に自分を泣かせたのはキャサリン妃であると語り、報道された内容とは真逆であると主張したからだ。

ウィリアム王子とキャサリン妃はこのインタビューについて公にコメントはしていない。しかし、直後の学校訪問で「王室は人種差別主義者ですか?」と尋ねられた際に、「私たちは、まったくもって人種差別主義者ではありません」とウィリアム王子は答えている。

2021年6月6日、エリザベス女王とダイアナ妃にちなんで名付けられた娘「リリベット・ダイアナ」の誕生をヘンリー王子とメーガン妃が発表。

ウィリアム王子とキャサリン妃は「私たちは皆、リリベットの誕生という幸せなニュースをとても喜んでいます。ハリー、メーガン、そしてアーチー、おめでとう」と声明を出した。


 


We are all delighted by the happy news of the arrival of baby Lili.

Congratulations to Harry, Meghan and Archie.

— The Prince and Princess of Wales (@KensingtonRoyal) June 6, 2021


ちなみにキャサリン妃の気まずい様子をとらえた記者会見の後、キャサリン妃とジル夫人は2つの歴史的な行事でともに写真撮影をしている。

1回目は2022年9月のエリザベス女王の国葬の前日にバッキンガム宮殿で開催されたレセプションであり、2回目は2023年5月、チャールズ国王とカミラ王妃の戴冠式の前夜に開催されたレセプションである。

戴冠式のレセプションの際には、キャサリン妃とジル夫人、そしてウクライナのファーストレディであるオレナ・ゼレンスカ大統領夫人との写真撮影が話題になった。

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