平泉・釜石・一戸にある岩手県内3つの世界遺産をおもちゃのブロックで表現した展示会が岩手県平泉町で始まりました。
佐藤貴広記者
「ひとかけらという意味のピース。そのピースを組み合わせて平和という意味のピースの世界観が広がっています」
これは中尊寺金色堂が建立されてから900年が経ったのに合わせ、県内3つの世界遺産の魅力をさらに広めようと県が企画しました。
会場には合わせて20万個ほどのブロックを使い3カ月半かけて制作された3つの世界遺産が展示されています。
平泉の金色堂が現代と平安時代の2種類並んでいるほか、建物の周りの様子も細かく表現されています。
橋野鉄鉱山は幕末から明治にかけて日本の近代産業の先駆けとなりました。
高炉の内部で燃え上がる炎の様子が再現されています。
御所野遺跡は27日で登録から3周年、竪穴住居のほか自然の恵みを受けて生活を営む人々の様子を見ることができます。
平泉世界遺産ガイダンスセンター 菅野洋樹館長
「特色をこのブロックを通じてそれぞれ表現しているので、ぜひとも3つの世界遺産のすばらしさを感じ取ってもらいたいと思います」
この「ピースでつなぐいわて3つの世界遺産展」は、9月23日まで平泉世界遺産ガイダンスセンターで開かれています。
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