現役最高齢の落語家で、落語芸術協会会長を務めた桂米丸(かつら・よねまる、本名須川勇=すがわ・いさむ)さんが1日午後4時45分、老衰のため、東京都内の病院で死去した。99歳だった。横浜市出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長女倉田信子(くらた・のぶこ)さん、次女平井(ひらい)いずみさん。

1946年に古今亭今輔に入門し、49年に四代目桂米丸を襲名し、真打ちとなった。新作落語一筋で、テレビ番組の司会などとして人気を集めた。23年間にわたって落語芸術協会(旧日本芸術協会)の会長を務め、後進を指導。99年に勇退し、翌年最高顧問に就いた。

92年に紫綬褒章、98年旭日小綬章を受章した。

桂米丸さん

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