TOKIOの松岡昌宏さんとお笑いコンビ・オクラホマによる旅番組「松岡×オクラホマ 夏の利尻島3人旅」(HTB制作、北海道ローカル)が8月7日午後7時から放送される。プライベートでも仲良しの3人がゴールデン特番で共演するのは2度目。撮影後にそろって取材に応じ「台本がない、行き当たりばったりの空気感を楽しんで」とアピールした。
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はじまりは今年の春。北海道を拠点に結成25周年を迎えたオクラホマの特番に、札幌出身の松岡さんがサプライズで駆けつけた。道内限定ビール「サッポロ クラシック」のCMで共演して以来「地元の弟分」のような存在といい、撮影中には「利尻島に行ってみたい」と北海道トークで盛り上がった。それを番組側が抜け目なくオファーし、「夏休みの旅」が実現した。
松岡さんは「ローカル局の番組は、その土地をより濃く楽しめる。喜んでやらせてもらってます。前回の特番もおもしろく、『またこういう形でやりたい』と言っていたので(オファーが来たときは)『待ってました!』でした!」と話す。
旅は、「台本なし」「アポなし」の行き当たりばったりの珍道中。自然体の3人のトークや島の人とのふれあい、島の絶景やグルメも見どころだ。
松岡さんを「兄貴分」として慕うオクラホマの河野真也さんは、「松岡さんは『言うな』とおっしゃるかもしれないけど……」と前置きした上で、こんな舞台裏を明かした。
「これから島から帰った組でごはんに行くんですけど、松岡さんがごちそうしてくれます」
「そして、まだ島に残って撮影する組もいるんですけど、松岡さんは『ごちそうできないから、これでなんか飲みな』って、袋にお金を入れて渡してました。考えられます?」
「僕らもお金だそうかと思ったんですけど、お金がなくて。『無事を祈ってます』と手だけ合わせて去ってきました(笑)。意気込み、気持ち……勉強になりました」
相方の藤尾仁志さんも「気配りがとにかくカッコいい。今回は、『ちっちゃいころに憧れの親戚のお兄ちゃんと夏休みに遊んでめっちゃ楽しい』みたいな感じ……。いい夏の思い出ができました」と独特の言い回しで振り返った。
アイドル・俳優・アーティスト・タレントとして大活躍の松岡さんだが「二度あることは三度ある。今回が夏休みだったので冬休みも……」と「次」への意欲と北海道愛をにじませた。
「年齢を重ねて、自分のふるさとのありがたみが以前よりもわかってきた気がします。道内で行ったことのない場所はほぼないんですけど、(上京して時間がたち)子どもの頃とは違った景色が見えると思う。どこに行っても、新しい気持ちで行けるんじゃないでしょうか」(原知恵子)
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