岡山で江戸時代から伝わる伝統工芸「虫明焼」の作品展が、愛媛県松山市のデパートで開かれています。
「虫明焼」は岡山の伝統工芸品。山の土から採った粘土と天然の松の灰を含んだ独自の釉薬を使って作られています。
この虫明焼の陶芸家・黒井千左さんと息子で松山大学出身の黒井博史さんの作品展がいよてつ高島屋で開かれていて、約80点が展示されています。
千左さんの作品「窯変壺」は、1種類の釉薬で伝統的なうぐいす色を表現していて、窯で焼き上げる際の炎の当たり方で色合いが変化しています。
博史さんの作品「釉彩広口花器」は、コバルトブルーや赤の差し色を加えた5種類の釉薬を使って華やかな作品に仕上がっています。
父・千左さんの伝統的な虫明焼に対し、息子・博史さんの作品は新たな手法を取り入れていて、それぞれの個性が引き立っています。
黒井博史さん:
「伝統的な虫明焼も見て頂きたいんですけども、父とか私とか、作家独自の個性を表現したものを見て頂きたい」
この作品展は4月23日まで開かれています。
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