夏休みの子どもたちに日本の伝統文化に触れてもらおうと、三笠宮家の長女・彬子さま主催の体験学習イベントが、出雲大社の周辺で開かれました。
三笠宮 彬子さま:
私、東京生まれ東京育ちでございますので、田舎というものがない中で、初めて(出雲へ)伺った時、何だか凄く懐かしい感じが致しました。
彬子さまが総裁を務める一般社団法人・心游舎は、毎年夏休みの子どもたちを対象に、出雲地方で日本文化に触れる体験学習の場を設けていて、2024年も2泊3日の合宿が開かれました。合宿には、全国から5歳から20歳までの男女7人と、その保護者の合わせて15人が参加。出雲大社本殿の特別参拝からスタートしました。
その後、参加者は、彬子さまとともに日本の文化に触れる様々な体験をしました。
「祝詞」を和紙に書き写す写典にも挑戦しました。
神職:
きょうこんなことがありました。いつもありがとうございますという報告だったり、言葉に出して神様に伝えるそれを祝詞と言います。
参加者:
何百年も前からお社が建っていて凄いと思った。日本文化のプロフェッショナルの人から説明を受けて体験したりして、日本文化の美しさと奥深さを知る学びの多い時間でした。
三笠宮 彬子さま:
楽しかったという思い出を大切にすることが、日本文化を大切にすることに繋がり、それが記憶の種になる。将来子ども達が大人になった時に、出雲の体験が楽しかったねと思い出してくれることが、日本文化を次の世代に繋げていくことになると思っていて、そのお手伝いができれば。
子どもたちに知って欲しい日本文化の奥深さ。この体験イベントは、2025年以降も出雲で開かれる予定です。
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