俳優の松平健さんが歌い踊って大ヒットした「マツケンサンバII」の振り付けを担当したことで知られるダンサー・振付師の真島茂樹さん(享年77)のお別れの会が8日、東京のホテルオークラで行われ、関係者およそ600名と、多くの友人が故人を偲びました。

真島茂樹さん お別れの会



会場にはステージをイメージした祭壇が飾られ、隣の部屋には真島さんの愛用品や衣装、写真が展示されていました

真島茂樹さん お別れの会


お別れの会の後、会見に応じた松平さんは "マジ(真島さん)の存在が、あらためてこれだけ大きかったんだなと認識しています。マジの、皆さんを笑顔にするという意志を私も引き継いで頑張っていく思いです" と語りました。

松平健さん


2人の出会いは日劇(日本劇場)からで、当時松平さんは10代の無名時代。すでに真島さんが日劇のスターだったことを振り返り "日劇がなくなったあとはしばらく会ってなかったけど、彼が日本舞踊を習い始めたというのを聞いて「マツケンサンバII」の振り付けをお願いしました”と、国民的人気ダンスソングの誕生秘話を明かしました。

松平健さん


"(舞台でそれまで)私はカツラに着物の日本舞踊スタイルの踊りでやっていたんですが「マツケンサンバII」で彼が入ってきたら、洋風にガラッと変わって…最初は恥ずかしかったですけど、でも皆さんに喜んでいただいて" と楽しかった時代を回想しました。

松平健さん



さらに令和に入ってもブームを巻き起こしていることに "すごく楽しい曲ですね。踊っていても歌っていても…彼の業績はすごいですね。きょうこれだけ皆さんに集まっていただいたのも彼の存在なんでしょうね" と感慨深げに語っていました。

真島茂樹さん お別れの会


他に市村正親さん、紫吹淳さん、芦川よしみさん、森公美子さん、川中美幸さん、が会見に応じました。

【担当:芸能情報ステーション】

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