大田市の三瓶自然館サヒメルで、人の暮らしにも関わりを持つ「ハチ」をテーマにした企画展が開かれています。

岡本楓賀アナウンサー:
オオスズメバチの下に潜り込むことができます。普段見ることができない景色で、正直怖いです。

大田市の三瓶自然館サヒメルで開かれている企画展「The蜂」。人よりはるかに古い3億5千万年前に誕生し、国内に約6500種が生息するハチの知られざる生態などを標本や昆虫写真家が撮影した写真など約600点の資料で紹介しています。

こちらは、日本各地に広く生息する「オオセイボウ」、青く輝く宝石のような美しい見た目とは裏腹に、別の種類のハチの巣に卵を産み付け、蓄えられたエサで幼虫を育てる寄生蜂です。
また山陰でもよく見かけるウマノオバチ。名前の由来は、馬の尻尾のような長い尾ですが、実は産卵管で産卵のための器官です。

三瓶自然館サヒメル・皆木宏明研究員:
人間を刺すハチは極一部です。実はハチというのは怖い生き物ではなく、人間にとっても役に立っている生き物だということを展示を通して知っていただけたらなと思います。

この企画展は、大田市の三瓶自然館サヒメルで9月29日まで開催されています。

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