ダンボールを使ったリアルで立体的なアートを展示した作品展が、廿日市市の美術館で開かれています。

廿日市市吉和にあるウッドワン美術館では、造形作家玉田多紀さんの企画展『ダンボール物語』が現在公開中です。会場には小さな動物から巨大な恐竜など、約100点が展示されています。『絶滅危惧種の物語』は、中央に座るオランウータンの皮膚の質感や瞳の輝きまで忠実に表現され、毛をこより状に4千本以上貼り付けたリアル感満点の作品です。2024年の『吉和の物語』は、今回の開催に合わせて制作されたもので、廿日市市吉和の熊崎地区に伝わるクマの伝承『熊崎の由来』をモチーフにした新作です。
そのほか会場には、アート作品の中に人が入ることが出来る『作家のタマゴ』をはじめ、今にも動き出すかのような迫力ある作品が展示されています。

廿日市市吉和のウッドワン美術館で現在公開中の企画展『ダンボール物語』は、来月23日まで開かれています。

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