NHKの「ニャンちゅうワールド放送局」の「ニャンちゅう」役などをつとめた、声優の津久井教生さんがSNSを更新。
闘病中のALS(筋萎縮性側索硬化症)について、自身の状況・心境を綴りました。

津久井教生さん SNSより引用





津久井さんは「呼吸器と仲良くなるために」と、題したブログで、「気管切開をしてからも 出来るだけ自発呼吸をしようと 心がけて来ました」と、投稿。

そして「すごいなぁ~って思っている ALSの先輩たちが なるべく呼吸器を外して そうしていたのもありますし」「いきなり呼吸器が故障したら 自宅に来てもらえるまで 数時間は待たなければいけませんし 自発呼吸はできた方が良いに決まってます」と、記しました。

続けて、「だから私は知らないうちに… 呼吸器に頼らないように 頼らないように 接して来たような気がします… だから座位になっている時も  できる限り外していました」と、綴りました。


津久井教生さん YOUTUBEより引用




津久井さんは「だから… 呼吸器をつけたまま 水を飲むことや 食事をする事をしなかったのです」「飲みこむタイミングも 練習していませんでした」と、投稿。

続けて「私のように 喉頭分離手術を受けていない 通常の気管切開手術の人は
嚥下の苦労があるのです これは分かっていたことではありますが」と、記しました。

そして「もうすこし呼吸機能の低下が 遅くなることを祈っていたのですが 呼吸は落ち着いているけど 機能は低下しているようです 低下が遅くなっている人を 羨んでも仕方ありません」と、綴りました。

津久井教生さん



津久井さんは「そうです! 自発呼吸の維持の トレーニングもしっかりしつつ 呼吸器をつけたまま 色々な事が出来るように トレーニングも開始です」と、投稿。

続けて「呼吸器と仲良くなるのです!」「呼吸器をつけたまま 色々な事が出来る
新しい私になるのです 呼吸器をつけると楽になるのですから」と、今後への思いを綴っています。

津久井教生さん ブログより引用




津久井さんについては、所属事務所が、2023年2月に公式サイトで「津久井教生は、かねてより闘病中の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状が進行し、昨年末に気管切開の手術を行うと同時に人工呼吸器を装着いたしました。」「現在、残念ながら声を発することは大変厳しい状態となりましたが、津久井本人はこれまで通り前向きに病と向き合い、頑張って日々を過ごしております。」と、報告していました。


津久井さんは、人気アニメ作品【ご近所物語】の「西野ジロー」役や、【アリスSOS】の「トシオ」役などをつとめていました。


【担当:芸能情報ステーション】

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