歌舞伎俳優の片岡愛之助さん、市川中車さん、中村壱太郎さん、脚本・演出・振付の藤間勘十郎さんが 立飛グループ創立100周年記念事業「立川立飛歌舞伎特別公演」製作発表に出席しました。
同公演が行われるのは、今回で2回目で 愛之助さんは初出演、中車さん&壱太郎さんは昨年に引き続きの出演になります。
冒頭 挨拶に立った愛之助さんは、愛之助さん自身と壱太郎さん、勘十郎さんが会見前日まで大阪にいたことを明かし、台風10号接近のため“新幹線が止まったという話で私たち真っ青になりまして、新幹線も乗れない、飛行機も間に合わない、どうしようと。最悪リモートでと言われましたが、イヤイヤと。私たちなんと夜通し車で走ってココに着きました。この晴れの席に立たせていただいたこと、本当に嬉しく思っている次第です“と笑顔を見せました。
これに中車さんは“本日、もしもの場合は中車さんお1人でも出ていただきます と言われまして、気が気ではなくてですね。3人が車で夜通しで来ると聞いてましたので、僕も寝たらいけないんじゃないかと思っていましたけれども、そう思っているうちに深い眠りについてしまいました“と、笑わせました。
また愛之助さんと中車さん(香川照之さん)は、ドラマ「半沢直樹」で共演。それぞれ個性的な役を演じた仲であることから、現代劇と歌舞伎での共演の違いについて尋ねられると、愛之助さんは“(「半沢直樹」が)懐かしいですね“と振り返り、“「半沢」をやっている時も、中車さんは本当に真面目な方で稽古ばかりしてましたね。舞台でも役をすごく深く濃く作ってこられるので、今回も非常に楽しみにしています。(役の上で)やり込められるんじゃないかとちょっと心配なんですけどね。土下座させられたらどうしよう“と、中車さんの「半沢直樹」での名シーンに触れて会場を沸かせました。
一方の中車さんは“僕は現代劇をやって、歌舞伎の世界に入ったものですから、逆だったらそうは思わないと思うんですが、(歌舞伎は)非常に高い山でございますので、いつも思ったことができないという悔しい思いで挑んでいるという違いがあります。そういう意味で、愛之助さんにいつも頼って、いろいろ聞きながら全て預けてお聞きしているという違いがあります“と愛之助さんに全幅の信頼を寄せていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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