2023年に福島県内を訪れた観光客は約5400万人で、コロナ禍前の水準まで回復した。

福島県は県内382の観光地とイベントを対象に、2023年に訪れた観光客の数を調べた。
調査結果によると、観光客入込数は5392万3000人で、2022年よりも623万6000人増加した。
これは2019年の観光客入込数の約96%で、新型コロナの流行が始まり3600万人ほどに落ち込んだ2020年の約1.5倍にあたる。

地域別では、県北地方が全体の約3割を占め、次いで会津地方が26.3%。
祭事やイベントでの入込数は525万9000人で、2022年の約1.7倍に増えている。
福島県は「新型コロナが5類に移行したことで、中止されていたイベントなどが開催されるようになったことなどが要因」としている。

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