平成音楽大学の客員教授でドイツ在住のマリンバ奏者、出田 りあさんが初めてのアルバムをリリースするなど今年から日本での活動を本格化しています。9月10日に熊本市で予定されている新ユニットでのライブのチケットは完売し、追加公演が決定しました。

(去年/平成音楽大学でのコンサート)
マリンバ奏者、出田りあさん。オーストリア・ウィーンに生まれました。2歳から熊本に住み、6歳でマリンバを始め、九州女学院高校を卒業後、18歳でフランスに渡り、現在はドイツ在住です。

【マリンバ奏者 出田 りあさん】
「拠点がヨーロッパなので、どうしても共演者がヨーロッパに住んでいる方なんです。高校を出てすぐにヨーロッパに行ったので、日本に住んでいる音楽家との関わりというのが極端に少ないんです。日本に住んでいる音楽の方々と出会って一緒に音楽をしたいというのが一番にあります」

今年から日本での活動を本格化したことから、6月に初めてのアルバム『シュガーリア』をリリースしました。

【マリンバ奏者 出田 りあさん】
「CDを作りたいという、まずその思いに至るまでに、私の場合とても時間がかかりまして。というのは、マリンバは生の音で聴いてほしい、本当に間近でその響きを楽しんでいただきたいという思いから、あえてCDを作ることを遠ざけていたのもあって、やはりコロナの時期に『コンサートいつですか』『どうやったら聴けますか』『配信はなさってますか』という声があって。CDという形にしたら、どこでもどなたでも聴いていただけるので、そこで音を残すことに踏み切りました」

さらに多彩な表現を求めて、初めての挑戦も・・・。

新しいユニットを結成し、9月10日、熊本市中央区の紅蘭亭下通本店6階のラフカディオホールでライブを行います。

(ライブの打ち合わせの様子)
「ドリンクは飲みながら聴けるんですか?」
「『プログラムと言わなくて『セットリスト』。今回はジャズのメンバーも来るから、今までの私の言語が変わったなと思って。クラシックの場合は『プログラム』じゃないですか。今回は『セットリスト』なんです。『セトリ』」

【マリンバ奏者 出田 りあさん】
「私にとって初めてのユニットを組みまして、今回はジャズで活躍するベースとドラムスの人を迎えて、フィールドが違う人同士が出会って何をしようという、そこからつくり上げていく新しい形のバンドです」

予定していた1回の公演は完売になり、その後、追加公演を望む声が多く寄せられたため、急きょ、昼の部を行うことになりました。

【マリンバ奏者 出田 りあさん】
「ちょっと立ち寄って、音楽をちょっと聴いて、また明日頑張ろうという、気軽に来ていただきたいです」

新ユニット『出田 りあ バンド・オブ・カラー』、初めての熊本ライブは9月10日(火)、追加公演の昼の部と夜の部の2回公演です。


昼の部(追加公演)午後3時開演/夜の部(完売)午後7時開演
前売り5500円(税込み)当日6000円(税込み)

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