宝塚歌劇団の劇団員が急死した問題で、歌劇団が労働基準監督署から、是正勧告を受けたことが分かりました。

去年9月、兵庫県宝塚市で、宝塚歌劇団・宙組に所属する劇団員の女性(当時25)が死亡しているのが見つかりました。

歌劇団は、過密なスケジュールやパワハラなどで、劇団員に心理的負担がかかっていた可能性は否定できないと、ことし3月、遺族に謝罪しました。

この問題を受け、西宮労働基準監督署は、去年10月以降、複数回にわたり歌劇団に立ち入り調査を行っていました。

調査の結果、歌劇団は5日付けで、労働基準法に基づく是正勧告を受けたということで、内容については「今後説明する場を設けたい」とした上で、「是正勧告を重く受け止め、改革に向けた取り組みを続ける」とコメントしました。

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