被害額が激増しているニセ電話詐欺の被害を減らすため若手警察官の広報力を向上させようと、防犯講話グランプリの決勝が6日行われました。

「SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺は1件あたりの被害額がとても大きいというのが特徴となっております」

この取り組みは「詐欺・被害・防止」の頭文字を取った、SHB24プロジェクトの一環で、ニセ電話詐欺等による被害を防止しようと県警が行っているものです。
講話グランプリには県内の警察署10署から若手警察官10人が参加していて、6日の決勝にはエリア予選を勝ち抜いた4人の警察官がそれぞれ動画やクイズ形式など工夫を凝らした防犯講話で技術を競い鹿島警察署の境孝文巡査が優勝しました。

【鹿島警察署 境孝文巡査】
「今回はやっぱり一般の方向けに講話を行うということだったので簡潔丁寧に行うという点で注意してパワーポイントを作成しました」

県警察本部によりますと今年7月末までのニセ電話詐欺などの被害額は合わせて約6億3000万円にのぼっていて、前の年の同じ時期と比べ約1億3000万円増えているということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。