映画「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」完成披露試写会トークイベントが開催され、エンディングテーマ曲を務めた黒猫同盟の小泉今日子さんと上田ケンジさん、松本路子監督がトークショーを行いました。

映画「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」完成披露試写会トークイベント



この映画は、20世紀を代表するフランス生まれのアーティスト、ニキ・ド・サンファルが20年の歳月をかけてイタリア・トスカーナ州のフィオレンティーナに完成させた奇跡の彫刻庭園「タロット・ガーデン」を、オノ・ヨーコさんや草間弥生さんら世界各地の女性アーティスト写真を撮り続けてきた写真家・松本路子さんが訪ねた、至福のドキュメンタリー作品です。

小泉さんは作中でのナレーションのほか、上田ケンジさんとのユニット「黒猫同盟」としてエンディング曲「Viva Niki」にも参加しています。

黒猫同盟(左から 上田ケンジさん・小泉今日子さん)



「黒猫同盟」とは小泉さんと上田さんによる音楽ユニットで小泉さんがSpotifyオリジナルPodcast「ホントのコイズミさん」を始めるにあたり、「既存の曲をかけられないのならオリジナルをつくればいい!」と、まるでマリー・アントワネットのようにつぶやき、上田さんを喫茶店に呼び出したことから生まれたユニット。ユニット名は2人が同時期に保護猫の黒猫を引き取り飼い始めた事に由来します。ちなみに上田さんの猫の名前は「ひじきちゃん」、小泉さんの猫は「小福田さん」という名前です。

小泉今日子さん



“黒猫同盟としての活動時は猫耳をつけさせていただいています”という小泉さんは黒の衣装に猫耳カチューシャをつけて登場しました。

左から 上田ケンジさん 小泉今日子さん 松本路子監督


これまで交流の無かった小泉さんと松本監督でしたが、監督が小泉さんのPodcastで“私の本を、すごくかっこいい女たちと表してくれていて。あと「私の本のページをめくるのは、私自身だ」という言葉を柔らかく発していらっしゃって、ナレーションをお願いしようと、つても無いのに事務所に連絡を取ってしまいました”とオファーのいきさつを明かしました。

小泉さんは“私が仕事を引き受ける時の基準というか…一番、心を動かされるのは作っている人の思い、純度。それが伝わって私にできる事があるなら参加させてほしいと思う”と、松本監督の熱い思いを汲み取り、今回の参加を決めたと明かしました。

小泉今日子さん


映画製作に関わり、小泉さんは“Nikiの活動の深部まで触れることができて、作品への思いが学べて、ナレーションをしながら、お勉強させていただく良い機会になりました”と振り返り、“1人のアーティストを通して、自分の中でも旅ができる気がする作品です”と感想を述べました。最後に“エンディング曲までしっかり聞いて欲しいです”と作品をPRしていました。

【担当:芸能情報ステーション】

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