元近鉄・中日・オリックスの投手として活躍した佐野慈紀さん。
今年5月、感染症の悪化による右腕切断手術、6月には心臓弁膜症の治療のため転院。7月には、右腕の治療を継続する為に元の病院に再転院。そして先月20日に退院した佐野さん。
きのう11日、退院後、初めて公の場に登場しました。
東京・目黒で開催された「佐野慈紀のぴっかりトークショーwith広瀬哲朗【日ハム vs 西武】」では、佐野さんがトークショー会場に映し出されたプロ野球の中継映像を見ながら独自の解説を加え、会場に訪れたファンと一緒にプロ野球観戦を楽しみました。
退院から2週間。公の場に戻ってきた佐野さん。
トークショー前にお話をうかがいました。
ーーー現在のご自身の体調は?
佐野:
体調自体は安定していますが、実は心臓弁膜症が治ったわけじゃないので、今は経過観察中です。それ以外は今のところ安定していると思います。
右腕の方も、大分、傷口もふさがってきたので、入院というよりは、通院で大丈夫なので退院させていただきました。
ーーー退院から2週間。公の場に立とうと思った「きっかけ」は?
佐野:
「元気ですよ」っていうところを見せたいと思いました。
今回のことで、いろいろな方に心配をかけ、声をかけていただきました。
もちろん1人ずつ「ありがとう」ということをお返しているんですけども、こういう機会で元気な姿を皆さんに見せることによって安心していただけると思いました。(右腕切断手術によって)障がいを持ったからといって、別にコソコソ隠れる必要はないかなと…だから、積極的に表に出ようと思ってます。
ーーー今後、挑戦してみたいことは?
佐野:
左投げに挑戦します。ラッキーなことに「ぴっかり投法」で、皆さん覚えてくれてますし、自分ができるのはやっぱり野球。元気だというところを見せたいです。
元気な姿を見せる一番のパフォーマンスはやっぱり野球なので、野球するのだったら「投げるところ」だろう。だったら、「左で投げてみようかな」と思ったのが、きっかけなんです。
今、子どもたちの野球の大会とかに携わらせてもらっているので、いつかまた子どもたちとキャッチボールが出来たら良いかなと…そのためにしっかりと準備をしておきたいです。
ちなみに、現役のときには左で投げたことはありません(笑)
【担当:芸能情報ステーション】
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