岩手県北上市の山あいにある「アトリエ・リック」は「アートと体験」をコンセプトに2023年11月にオープンした。
「アトリエ・リック」では、3種類のワークショップを用意している。
その一つがポーリングアートで、キャンバスに広がる自然の模様やグラデーションを楽しむ一期一会のアートだ。
選んだ絵の具を紙コップに入れ、ポーリングアート専用の液体を流し入れてかき混ぜ、キャンバスでの広がりを想像しながら絵の具を流し込む。
キャンバスに角度をつけて動かし、絵の具をたらしながら微妙なグラデーションや模様を作っていき、最後は指で微調整を行う。
三倉茉裕子アナウンサー
「やってみるまでどんな色が出るかわからないということだったが、いい感じでいいバランスでグレーがでてくれた。あとは白とベージュがアクセントになっている作品」
次に体験するのはテクスチャアート。
テクスチャアートも、まずは色選びだ。特殊なペーストと絵の具を混ぜキャンバスの上で形をつくる。
アトリエ・リック オーナー&講師 小田島玲佳さん
「光の当たる角度によって影の出方が変わり、一つのアートで色々な表情が楽しめる」
Q:アートはどこかで勉強したのか?
アトリエ・リック オーナー&講師 小田島玲佳さん
「(これまで)アートに興味がなく携わらない人生だった、オンラインで資格を取ったり、ワークショップを展開していきたいなと思った時に、その中の一つがポーリングアートだった。”うまい うまくない”、”できる できない”じゃなくて、目の前の作品が表現したいことだと気付いた時に、固定概念がフラットになった気がして、それを色んな方に届けたという思いでアートのワークショップを始めた」
Q:改めてアートの魅力は何か?
アトリエ・リック オーナー&講師 小田島玲佳さん
「上手下手というような線引きがなく、自分の思いや感情を自由に表現できるところが魅力だと思う。皆さんが自分で自由に表現できる場をイベントやワークショップを通してお届けできるように頑張りたい」
固定観念にとらわれず、他人の評価も気にしない。
表現したいものを自分の感覚で完成させる、唯一無二のアートが心を豊かにしてくれる。
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