福山市の「鞆の浦」で伝統漁法を披露する「観光鯛網」の準備が進められています。

23日朝、福山市鞆町の港では地元の漁協のメンバーおよそ20名に加え、ボランティアが網の積込み作業が行なわれました。

古くから潮待ちの港として栄えてきた鞆の浦の初夏の風物詩「観光鯛網」。
江戸時代から伝わる伝統漁法「しばり網」を再現するもので、観光客は間近で勇壮な海上絵巻を楽しむことができます。
長さ150mもあるこの大きな網。
積込む前に一度海水につけておくことで網が海面に浮きにくくなるということです。

【鯛網船団長・羽田幸三さん】
「400年ぐらい続いている伝統漁法なので、日本中どこにもない漁法なので、間近で体験していただいて、見ていただきたい」

「観光鯛網」は今月27日から29日、5月3日から6日までの7日間開かれます。

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