静岡県南伊豆町では16日夜、来宮神社の祭典が開かれ名物の「虎舞」が大勢の見物客を魅了しました。
小稲地区に古くから伝わる「小稲の虎舞(こいなのとらまい)」は、中秋の名月 前夜に毎年披露されていて、県の無形民族文化財にも指定されています。
「虎舞」は江戸時代の劇作家、近松門左衛門が書いた「国姓爺合戦」の一部を舞いにしたもので、主人公の和藤内が大虎に出くわし格闘の末、虎を生け捕りにするストーリーです。
2人の男性演じる大虎は笛や太鼓の音に合わせ、生きているかのような舞を披露しクライマックスでは和藤内が大虎を成敗すると、見物客から盛大な拍手が送られていました。
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