鯖江市立待地区の住民が近松門左衛門没後300年の記念イベントに向け、約4カ月かけて作った鎧が完成し、22日製作者らが試着しました。
 
立待地区の住民が作った鎧「神が宿る鎧」は、鎧の紐の一部に毎年この地区が京都の上賀茂神社へ奉納している「二葉葵」で染めた糸を使っているため名付けられました。
 
9月末に立待地区で行われる近松没後300年記念のイベントで使うため今年5月から製作を始め21日完成しました。製作に携わった人たちが実際に身に着けてみました。
 
製作者は「一つ一つ編み込んでいく、一枚一枚小札に漆を塗っていく、みんなの思いが詰まった鎧になっている」と話していました。
 
鎧は、立待地区や上賀茂神社で開かれるイベントで使われるほか、地元の小学校や公民館に展示されます。

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