越前の禅の歴史や文化に親しんでもらおうと、大本山永平寺を中心に受け継がれてきた文化財の特別展が、県立歴史博物館で開かれています。
会場には、大本山永平寺が所蔵する文化財を中心に、肖像画や書物など140点が展示されています。
国宝「普勧坐禅儀(ふかんざぜんぎ)」は、曹洞宗の開祖・道元が座禅を広く勧めようと書いたもので、座禅の真髄や座り方、呼吸法といった作法が直筆で記されています。
また、永平寺の山門に祭られている江戸時代の仏像の一部が、今回初めて公開されました。
県立歴史博物館の学芸員は「貴重な機会なので、仏像のポーズや表情を注目してもらえたら」と話しています。
特別展は11月4日まで開かれています。
※ただし国宝の展示は10月15日頃まで)
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