俳優の大和田伸也と歌舞伎俳優の尾上右近さんが「ライオン・キング」30周年舞台挨拶に登場し、「ムファサ役」へのバトン渡しを行いました。
壮大なアフリカの大地を舞台に”生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽の頂点を極めた一大叙事詩「ライオン・キング」。
1994年のアニメーション版誕生から30周年を迎える2024年、「ライオン・キング」の主人公・シンバの父・ムファサと、ムファサの命を奪った”ヴィラン”タカ(のちのスカー)の知られざる血のつながりを超えた兄弟の絆を描いた「ライオン・キング」の始まりの物語、「ライオン・キング:ムファサ」が12月20日(金)より公開されます。
イベントには、アニメーション版「ライオン・キング」(1994)そして、超実写版「ライオン・キング」(2019)でムファサ王の声優を務めた大和田さんとともに、「ライオン・キング:ムファサ」で新たにムファサを演じることになる右近さんがサプライズで登場しました。
今作で声優初挑戦となった右近さんは”歌も好きで声の仕事もやらせていただきたいなという思いがあってディズニーの声優が夢だった。僕は32歳で、ライオン・キングとともに育った世代ですので、最新版でムファサの声は光栄です”と笑顔を見せました。また、右近さんはムファサと自身を重ねて”大自然の伝統の中で、いかにして『王になったか』という、ムファサの物語と伺って、僕も歌舞伎という伝統芸能の中で生きているので、伝統の中で『どう生きていくのか』というのに思いがある。伝統の中で生きる人間たちの中で、人生を送らせていただいているので、自分がやらせていただくことに、大きな意味があるなと感じました。"と思いを語りました。
新たにムファサを演じる右近さんについて、大和田さんは”30年間、ムファサとともに生きていましたので、思いは強いので、若いムファサを演じるには、凛とした男らしさ優しさを兼ね備えた方がいいと思っていて、右近さんと聞いて大喜びした”と明かし、”凛とした品格とか男らしさとか、熱いものを常に持って演じていただきたい”とお願いすると、右近さんは”ご期待に添えるように、裏切ることがないようにそしてディズニーファンの皆さんの気持ちを、裏切ることがないように一生懸命に進めたいと思います”と決意を語りました。
今回の映画ではムファサも歌唱があるようで、大和田さんは”羨ましいね。(僕の)一つ不満は、ムファサは2回とも歌っていなかった。”と不満を口にすると、”せっかくだから皆さんの前で(歌を)披露したら? 羨ましいから”と無茶ぶりをすると、右近さんは”それは「ムファぶり(笑)」です。”と答えながらも、名曲「サークル・オブ・ライフ」をアカペラで熱唱。
圧巻の歌声に、会場からは大きな拍手が起こると、歌を聞いた大和田さんは”若い頃のムファサを託すのに安心して託すことができます。繋いでください”と声をかけると、右近さんも”しかと受け止めました”と応えました。
『ライオン・キング:ムファサ』
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■公開日:12月20日(金)全国劇場にて公開
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
【担当:芸能情報ステーション】
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