歌手の美川憲一さんが、今回で23回目を迎える恒例のコンサート「ドラマチックシャンソン 2024」開催を前に取材会を行いました。
今年は「シャンソンの女王」越路吹雪さん生誕100周年、そして美川さんのデビュー60周年となる記念の年。越路さんの名曲「愛の讃歌」「ろくでなし」を歌い上げた美川さんは、越路さんの存在について“神様のような、師匠のような、本当に越路さんがあって今の私があるという感じ“としみじみ。
越路さんとの出会いは淡谷のり子さんの紹介だったことを明かし“うちの母が越路さんのファンだったもんですから「越路さんを紹介してほしいんだけど」って(淡谷さんに)言ったら、「私はどうなるのよ」って言われて。で、越路さんに電話をかけてくださった。それで(越路さんが公演していた)日生劇場におじゃましたんです“と振り返りました。
そして“40年くらい前、越路さんの家に遊びに行った時、まだ当時ルイ・ヴィトンには直営店がなかったんです。私、パリからルイ・ヴィトンのボストンバッグを買ってきて、それを切ってブーツを作ったんです“と話し、越路さんにプレゼントしたブーツが、越路さんの死後再び美川さんの手元に戻ってきたエピソードを披露。
思い出のブーツを報道陣に紹介しました。
そして60周年を迎えたことについて“しぶといですからね“と笑わせ、“クヨクヨしないことです。悩みは引きずらない。イヤなことはスッパリと切る。そういうスタンスで前に進んでいます“と美川イズムを明かしました。
また“芸能界のご意見番“として、不動産の差し押さえから逃れるため、ウソの登記をしたとして逮捕されたタレントの羽賀研二容疑者について意見を求められると“ありえないわ。バカじゃないの“とバッサリ。
そして現在、乳がんで闘病中の梅宮アンナさんについて“アンナちゃんもかわいそう。そういうことがあると(話題に)出てくるじゃないですか。あの人もがんになって大変な思いをしているのに“と梅宮さんに同情を寄せ、“早く元気になってほしいと思う“とエールを送りました。
【担当:芸能情報ステーション】
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