佐賀や福岡など有明海沿岸4県の歴史や文化を芸術を通して楽しむイベントが28日から始まります。

「ONE(ワン)有明アートフェスティバル」と題したこのイベントは有明海に面した佐賀・福岡・長崎・熊本の4県の文化や歴史を、芸術を通して楽しんでもらおうと去年から行われています。
それぞれの県に会場が設置されていて、このうち佐賀市の佐賀大学美術館では、県内の作家が制作した絵画や器など188点が展示されています。
こちらの作品は、炭鉱で栄えた福岡県大牟田市の三池の炭を一度液体にしてから鋳造した作品で、左側の1900年代に作られたものと右側の現代に作られた作品を並べることで時代の流れを表現しています。

【ONE有明アートフェスティバル実行委員会 中村雄一郎実行委員長】
「今回のイベントを通して佐賀の良さを発信できればと思っています。声をあげてぜひご覧くださいと言えるような内容になっていると思います」

佐賀大学美術館での展示会は11月3日まで行われ、アート展やコンサートなどのイベントは4つの県の16市町で12月上旬まで予定されています。

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